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- 23/12/20 12:33:29
未だ冬眠につかないクマ。その異変を目の当たりにしている現場がありました。 取材班が訪れたのは― 冬季休園中の飼育施設、ベア・マウンテン。東京ドームおよそ3個分15ヘクタールの広大な森のなか、自然に近い環境で11頭のヒグマを観察することができます。
今年は2日に今年最後の食事を終え、全頭、冬眠の準備に入りました。
■エサ不足と“別の理由”?
眠らずに、活動しているクマは一頭だけではありませんでした。この日、11頭中、実に4頭が目を覚ましていました。エサ不足が冬眠に影響するともいわれるなか、こちらの施設のクマは十分な食事をしてから冬眠に臨んでいます。
ベア・マウンテン 坂出 勝 園長
「やっぱり暑い。ここに(獣舎内の)温度計があるが、いまマイナス1度ですね。マイナス4度くらいにならないと、全頭安定して眠らない」オープンから15年以上、記録をとり続けた結果、こちらのクマは、室温がマイナス4度を下回らないと、冬眠しにくいことが判明したのです。クマが満足に冬眠できないまま、春を迎えるとどうなるのでしょうか。
ベア・マウンテン 坂出 勝 園長
「きっちり代謝を下げて寝かせてあげないと、春の段階でガリガリになる。実際にうちでは一例だけあった。野生のクマは、やせすぎてエサが無くて眠れなくなると、危険を冒して街に出てでもなんとかエサを得たい」
ベア・マウンテン 坂出 勝 園長
「12月20日前後になると例年だと、しっかり寝てくれる状況になるが、気温が高くてベッド作りがうまくいかず、今は気温が高くて起きている。特に今年は多いかなと思う」
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/900001036.html
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