「亡くなる人が多すぎて、何も思わない」…21歳女性が明かす「トー横」の悲しい現実

匿名

ポン酢

23/12/18 17:12:39

新宿・歌舞伎町の「シネシティ広場」、通称「トー横」地区。行き場のない子ども・若者たちがどこからともなく集まって来るようになり...

筆者がミユと出会う直前、ODをしていた友人が亡くなったという訃報を耳にしたという。「トー横で知り合った子です。ODをした後に亡くなったってSNSのDMで情報が入ってきました」

亡くなったのは10代後半の女性、ミユと同じように家庭環境に問題があり、トー横界隈に出入りしていたという。

「“表面上は”仲良くしていた」とミユは話す。人間不信の彼女は、自分を慕ってくれる相手のことも誰も信じることができないからだ。

「その子は薬を飲みすぎたのに誰も助けてくれなかったようです。路上で寝ていたところを通行人が見つけて、救急車を呼んでくれたそうなんですが、亡くなってしまった。でも、(界隈では)亡くなった人が多すぎて、そうした情報を聞いてももう何も思わないですね」それほどにまで、日常的に死が身近にある環境に身を置いている。

淡々と語るミユ自身もODで搬送されたこともある。過剰摂取だけではなく、その勢いで高い建物から飛び降り、大けがを負ったことがあったことも明かした。

父親から受けた虐待、そして誰も助けてくれなかった孤独――。そうした過去のトラウマと戦いながら生きるためにも、苦しい現実をほんの一時でも忘れられる手段としてODを繰り替えすのだ。

(略)

「トー横いれば、食事はなんとかなる。一番困っているのは宿。相談窓口を作るくらういなら、宿泊できる場所を作って欲しいですね」危機感を抱く社会の動きに対して、ミユはそう要望を訴る。

↓続きは
https://gendai.media/articles/-/118412

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