- なんでも
- 阿波踊り(徳島余興)
- 23/12/03 13:30:53
女性用下着で業界トップを走ってきたワコールホールディングスが、業績不振から抜け出すことができません。2024年3月期は120億円の営業損失を予想しており、2期連続の営業赤字となる見込みです。
ストッキングのアツギも今期は赤字を予想。6期連続の営業赤字となる公算が高まりました。各社ともに消費者意識の変化への対応が遅れているという、共通の課題を抱えています。
(中略)
しまむらの下着カテゴリが伸びている
消費者は自分の好みや体型に合う下着を多少高くても購入するという意識が薄くなり、付け心地や肌当たりの良いものを安く買いたいと考えるようになったのです。
この商品に該当するものの一つが、ユニクロやしまむらで1000円から3000円程度で販売されているブラトップです。高い縫製技術は必要なく、大量生産に向いているため、安価で提供できます。
しまむらの下着カテゴリは、2023年2月期の売上高が前年同期比5.4%増の1073億円でした。コロナ禍で2020年2月期は売上高が1000億円を下回ったものの、その後は増収を重ねています。
この数字には男性用の下着も含まれているとは言え、しまむらの婦人衣料は売上全体の3割を占めており、紳士衣料は1割程度しかありません。下着も女性から支持されていると見て間違いないでしょう。
ワコールはこの変化に取り残されました。現在、商品ラインナップを整理していますが、高い技術力やデザイン性が要求される高価格帯に注力するなど、根本的な事業の見直しが必要になるかもしれません。
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https://nikkan-spa.jp/1960495
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