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統計学でみる「早生まれ」「遅生まれ」の差
一方、統計学の観点から見るとどうでしょうか。
早生まれの成長格差などについて研究する、東京大学大学院の山口教授に話を聞きました。
山口教授らは、小学4年生から中学3年生までの子どもたち約100万人のデータを分析。学力テストから「認知能力」を、同時に行われたアンケートから「非認知能力」を調べました。
その結果、どの学年で比べてみても、いわゆる「遅生まれ」の子どもほど成績が良い傾向が見られたのだそうです。
東京大学大学院経済学研究科 山口慎太郎 教授:
「高校入試結果についてみても、早生まれの子が入る学校の平均的な偏差値というのは、そうでない4月生まれの子どもの偏差値に比べて、大体4.5も低いということが分かりました」
「これは我々の研究ではないんですが、大人になってからも、30歳~34歳の年収で見てみても、早生まれと遅生まれでは、年収が4%違うということも分かっているので、完全に成長しきってからも残る違いであるということが明らかになっていと思います」
「こういった違いっていうのは、本人に全く責任がない、いつ生まれたかというのは、ほぼ偶然の産物であるわけです。そういった問題に対して、何もしないというのは、やはり不公平だろうと考えています」
※全文はリンク先で
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/811375?display=1
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