- なんでも
- 牧師
- 23/11/03 12:55:26
増えていることは間違いないと思います。その原因の一つとして考えられることはハンターが減ったこと。明治時代まではニホンオオカミがいましたから、子熊を襲って食べていた。
オオカミがいなくなった今は、ハンターがオオカミの代わりをしなくてはならなくなりましたが、そのハンターが減っている。オオカミを駆逐した人間の責任だと思います」
人間がオオカミの代わりをしなくてはならないと言う一方、人里に出てきたクマを殺してしまうことには賛成できないとパンク町田氏は言う。
「クマに限らず、シカでもなんでも殺すことに僕は反対です。できる範囲でいいから、動物園に保護してほしい。動物園には動物を展示して動物たちに対する理解を深めるといった目的のほかに、さまざまな動物を繫殖させて“種の保存”をするという大きな役目もあります。
動物を飼育することで絶滅品種を救う貴重なデータを得ることもできる。野生の動物をもっと積極的に保護していくことで得られるデータも多いと思います。動物園には人間と動物たちが共存するための懸け橋になってほしい」
来年は一時的に子熊の数が減るかもしれないが、木の実が豊富になったら、また増えるだろうとパンク町田氏は予測する。地球は人間だけのものではない。なんとか共存する道は探れないものだろうか。
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