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- 23/08/28 12:21:30
松江市の宍道湖で5、6日にあった「松江水郷祭湖上花火大会」で、昨年の約10倍にあたる計2万6000席用意された有料観覧席の3割強が売れ残る見通しになっている。同大会では、コロナ禍の物価高騰に伴う花火の製造原価に加え、雑踏事故への対策費が増加。主催者側は「有料エリアの拡大は持続可能な開催には不可欠」として理解を求めたが、市民に浸透しなかった格好だ。
ところが、新規の有料エリアは昨年まで無料だったこともあり、市民から「これまで無料で見られた場所から閉め出された」と批判が噴出。中でも芝生や階段で譲り合って座るブロック席は、1人5500円と有料ながら場所取りが必要になることもあり、大幅に売れ残ってしまった。
さらには、有料観覧席を敬遠する一部の市民らが当日、歩行者天国となった宍道湖大橋付近の車道にシートを敷く想定外の事態が発生。主催者側は昨秋に韓国・ソウルの繁華街で起きた雑踏事故を受け、県警の指導もあって立ち止まって鑑賞することを禁止していたにもかかわらず、人々の滞留が起きてしまったという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230828-OYT1T50098/
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