- なんでも
- ドレスのファスナーがしまらない
- 23/08/09 11:49:04
「羽生結弦に対峙するのはエネルギーを要します。
それだけ彼の有り様(よう)というのは特異なものであり、いろいろな意味で刺激的なのです。
「夢を見させてもらった」とか「感動しました」なんて軽はずみな言葉では済ませてはならない、
史上稀にみる複雑で面倒臭いスター。それが羽生結弦です。
何でも頂点を極める人というのは、いろいろな部分を拗らせているものです。
その拗らせが人を惹きつけるわけですが、こと羽生結弦に関しては、だんだん観ている側が苦しくなってくるぐらい、実に様々な「不安定要素」で溢れています。
そしてその不安定さは天才的であり、故にハマった者を前後不覚に陥らせるのはもちろんのこと、
冷静な人たちの心までをもざわつかせる魔力があるのです。
この先、仮に競技人生を終えるとしても、彼が「王道」を選ぶことは決してないでしょう。
彼によって達成された偉業は数知れず。と同時に、「異形(いぎょう)の人・羽生結弦」に私はありったけの敬意を表します。」
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