長男教教祖の孫（次男）の末路

祖父母は長男教教祖だったので、その嫁たる母がコキ使われることは当たり前。
親戚一同揃う会では母だけが料理当番。祖父母の娘も手伝いなんてしたことがない。父が庇っていたけど、母の扱いは相当だった。

その祖父母の娘も子供を産み、男子を二人設けた。
長男は厳しい指導の元某有名大学へ。「あなたは何もしなくていい」と溺愛されて育てられた次男は希望大学に受からず、希望学科すら諦めて名の知らぬ大学へ。

その後連絡も途絶えていたが、最近法事で会う機会があった。我が家にも長男たる兄がいるが多忙のため父のサポートは私が行っている。そして母をこれ以上父の実家に関わらせたくないというのが家族の意見。
それが気に食わないらしく、「普通は長男の嫁（私の母のこと）、それが無理ならその息子が取り仕切らなければならないはず。お前は嫁いで家を出た身なんだから、でしゃばるな」ときた。

これが、次男だからと誰にも期待されず頼られず、家族で助け合うこともない、ただ甘やかされて育った男の末路かと悲しくなった。
ちなみにこの次男は離婚しているらしい。

平成を経て令和を生きる私の従兄弟のはずなんだけど、思考回路は昭和初期、という愚痴でした。