• No.6 エンゲージリング

    23/06/22 10:12:12

    机を連打し「意味がわからない!」

    「何かいいアイディアはないの?」

    東京・有明にある大塚家具の本社ビル6階。ガラス張りの社長室で、会社のトップである久美子氏(当時)は幹部を前にため息をつくことが多くなったという。

    「社長の焦りを強く感じます。会議中に指で机をトントンと連打したり、イスにもたれ宙を見ながらボールペンをクルクルいじったりしているんです。深夜まで働き、夜中の1時過ぎでも仕事のメールが社員に送られてくることもある。

    昼間も食堂に行く時間が惜しいのか、社長室でサンドイッチを食べながら指示を出しています。イラついて『意味がわからない!』と、部下を叱責することもたびたびでした」(同社社員)

    久美子氏が焦るのもムリはない。父親・勝久氏の高級路線から、低価格にシフトしたが大失敗。経営不振で窮地に追い込まれているのだ。’19年1月~9月期の売上高は、約210億円で前年同期比23%減。営業損益の赤字は30億円近くにのぼる。これで5年連続の減収、6年連続の営業赤字という結果となった。

    「メインバンクも態度を硬化し始めています。大塚家具オーナー家の資産管理会社『ききょう企画』は、直近で同行から約5億円の借金があるといわれている。メインバンクは、返済のメドが立たないと判断したのでしょう。担保となっていた『ききょう企画』保有の大塚家具86万株を、すべて市場に売却してしまったんです。

    9月末時点で、大塚家具の預金残高は22億円にまで減少。毎月5億円もの現金が失われています。このままでは’20年3月には資金が枯渇する。もう打つ手がない状態でした」(経済誌記者)

    そんな窮状にあえぐ大塚家具と手を組んだ企業がある。

    「大塚家具を子会社化する方向で最終調整しているヤマダ電機です。すでに大塚家具の社員20名ほどが、ヤマダ電機の約10店舗に出向しています。ヤマダ電機は『くらしまるごと』をテーマにしているので、イチ家電量販店から成長するため大塚家具の販売網や修繕ノウハウを得たかったのでしょう」(同前)

    手痛い経営失敗を喫した久美子氏。大手IT機器メーカーの社外取締役として汚名返上できるか、今後の手腕が注目される。

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