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- 23/05/31 13:13:31
私たちの生活に欠かせない水。近畿地方で1450万人の飲料水をまかなっている琵琶湖である異変が起きています。カビのような臭いの原因物質を作り出す植物プランクトンの発生頻度が、琵琶湖で増えているというのです。
疏水から水を引き込み、飲料水の99%を琵琶湖の水でまかなう京都市。市によると、臭いの原因物質は1992年以降顕著な検出はなかったといいます。しかし、4年前に再び検出されるようになり、去年は水質基準の18倍という高い数値が検出されています。
京都市上下水道局の圓山貴久浄水係長「水道原水に臭み成分が出た場合に、粉末活性炭を投入して臭みの除去を行っている。こちらで水と炭と混合する」
こうしたことから、飲料水の脱臭対策に使われる「活性炭」の経費が今年度は3年前の約3倍になる5億円以上に膨れ上がることに。京都市の今年度の水道料金の収入は、人口減少などによりピーク時より43億円減少する見通しで、脱臭の費用が増え続けた場合、水道料金を値上げする可能性もあるということです。
また、大津市でも、取水した水に「活性炭」を投入する経費が年々増加。去年度までの3年間で5千万円にのぼっているということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/772506f81ac210683484793b8fd05ca9434d0ba4
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