長野 諏訪 霧ヶ峰高原で山火事 消火活動続く

大型連休の行楽客でにぎわう長野県諏訪市の霧ヶ峰高原で、4日午後に発生した山火事は、夜に入っても燃え広がっていて消火活動が続いています。近くの別荘地に避難指示が出され、午後10時の時点で250人余りが小学校などに避難しているということです。

4日午後1時40分ごろ、諏訪市の霧ヶ峰高原の標高1600メートル余りの草原から煙が上がっていると消防に通報がありました。 県によりますと、これまでに少なくとも9ヘクタールほどの草原が焼け、火はさらに燃え広がっているということで、夜に入っても消火活動が続いています。

警察によりますと、けが人や建物の被害は確認されていませんが、隣の茅野市は現場近くの別荘地2か所に避難指示を出し、午後10時の時点で60世帯256人が小学校や中学校に避難しているということです。

また、煙の影響で人気のドライブコース「ビーナスライン」の一部区間が、通行止めになっているということです。 霧ヶ峰高原は、一面の美しい草原と八ヶ岳やアルプスなどをのぞめる見晴らしの良さで知られる人気の観光地で、この大型連休にも多くの行楽客が訪れていました。

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