- なんでも
- あーさーくーらー!!
- 23/03/19 16:56:30
小金井公園、桜はまだ五分咲きくらい
私と旦那は少し遅れて行った
職場の方々は快く迎えてくださって、私たちに場所を開けてくれた
私の隣は藤島さんという背の高いおっとりした若い女性で、私が食べるものをいろいろ用意して、ワインも注いでくれた
唐揚げがおいしくて、藤島さんが作ったのか聞いたら、いえ、買ってきたものです、とのこと
藤島さんの隣は大石くんという若い男性
後で知ったけど、2人は付き合ってるんだって
旦那の隣は高杉さんという30代半ばくらいの女性
私が藤島さんや大石くんと話してる間、旦那は高杉さんと親密そうに仕事の話をしてた
2人の距離が近すぎるような気がして旦那に、そんなに近くで話したら高杉さんが嫌がってるんじゃない? と言ったら、旦那も高杉さんも笑って、大丈夫、彼女、結婚してるから、とのこと
少し寒いけど、穏やかな天気で、時々風が吹くと、桜の花びらが舞ってた
高杉さんの頭に桜の花びらがついたのを旦那が指摘したら、取ってください、と高杉さん
旦那は取ってあげてた
私はだんだん酔ってきて、トイレに行ったら帰り道がわからなくなった
トイレにいれば誰か来るかもと思って待ってたから、斎藤さんという職場の人が来たから、一緒に帰った
戻ったとき、旦那と高杉さんの距離がいっそう近くなっていて、後ろ姿を見ながら、ああ、そういうことかと思った
4時間くらいで私と旦那はおいとま
高杉さんが最後に旦那に何か耳打ちしてた
藤島さんはもうすぐ退職するらしくて、個人の名刺をもらったけど、どういう経緯だったか忘れた
帰り、2人で少し公園内を散歩して帰った
旦那は私の手をすっと握った
出会った頃も、こんな風に旦那と手をつないで桜並木の下を歩いたなと思い出した
それがすごく遠いことのように思える
なぜ泣いてるの?と旦那から聞かれたけど、自分でも分からなかった
今夜は俺が豆乳鍋を作るよ、と旦那が言って、2人でスーパーに寄ってから帰ってきた
もうすぐ高校生になる息子が自転車のチェーンがはずれたと言って、自分で直してた
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