宮世琉弥「戻れるなら…いつかここに」 7歳で被災、俳優になって叶えたい夢 #知り続ける

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    • サクラ
      23/03/11 14:23:27

    「絶望、これは嘘だって自分の中で信じ込ませるようにしていました」

    震災で、宮世さんの家族は全員無事だったが自宅は全壊となった。幼い頃から一緒だった愛犬の“マロ”も津波に飲まれ、死んでしまった。

    「マロは家族のような、僕にとって兄弟のような存在でした。最後まで一緒にいてあげられなかったこと、ずっと悔しい思いでした。ただ不思議だったのは、家もほとんど全部流されて何も無くなっているのに、マロだけは自宅のすぐそばで見つかったんです。家族を、マロが守ってくれたんじゃないかって思っています」

    さらに、同い年でとても仲の良かった、はとこを亡くした。

    「もう絶望、でした。ずっとそばにいた人が亡くなったっていうことが、信じられなくて…母から聞いて、これは嘘だって自分の中で信じ込ませるようにしていました」

    震災後、宮世さんは転校を余儀なくされた。県内の別の場所に引っ越したため、それ以来、当時暮らしていた地元を訪れる機会はほとんどなかったという。当時の辛い記憶から逃げたい、という思いもあったという。

    震災から4年がたった2015年3月。宮世さんに転機が訪れる。
    家族で宮城県女川町で開かれた「復興祭」を訪れた。そしてアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のパフォーマンスを見て、周囲の人たちが笑顔になっていくのを感じた。

    “自分も周りの人たちを笑顔にしたい”。そんな思いから芸能界に入った。

    「“宮世”っていう苗字は芸名で、ファンの方から募集して、つけてもらった名前です。“宮城から世界へ”という意味が込められているんです。僕の思いにすごくぴったりだなと思います。宮世という名前が似合うような大人になっていきたいなって」

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