- なんでも
- エジプト・ポンド
- 23/03/02 16:46:57
ある日、電車に乗っていたイゴさん。たまたま座った席の両サイドが空いたところで老夫婦が乗車してきます。座席を詰めようとしましたが、近くの座席に並んで座れるスペースがあり、夫婦はそこへ移動しようとしていました。しかし、なぜかイゴさんを挟んでそれぞれ座ったのです。
「待て待て。これでは求め合う2人を隔てる障壁やん私」
夫婦を別々に座らせてしまう“障壁ポジション”に耐えられなくなったイゴさんは、席の交換を女性に申し出ます。「ありがとうございます!」と女性は心から喜び、イゴさんと席を交換して男性と並び着席。すると女性の後ろから男性がさわやかに身を乗り出し、「神のご加護を」とお礼の言葉を伝えました。
男性からの言葉が「なかなか日常会話で本気モードで言われることがない」もので、その気持ちにほっこりしたイゴさん。その場では「ありがとうございます」と返しましたが、心残りがあったといいます。
それは「おもろい返しが浮かばんかった」こと。なんと返せばあの場で笑いを生むことができたのか――。関西人全員がそうとは限りませんが、関西人としての“呪縛”により雑念だらけの帰路になってしまったのでした。
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