【埼玉県】猫駐在、名前はまだない「飼い主が現れるまで」地域見守ると意気込む

匿名

イラク・ディナール

23/02/27 11:11:13

◆ざっくり言うと
・埼玉・金子駐在所で、サバトラのメス猫が「猫駐在」として活躍している
・駐在員が保護し、飼い主が現れるまで名前をつけず飼うことを決めたという
・猫駐在は署員手作りの制帽をかぶり、駐在所の窓から地域住民を見守っている

2023年2月26日 9時24分
読売新聞オンライン

 埼玉県警狭山署管内の金子駐在所(入間市南峯)で、サバトラのメス猫が「猫駐在」として活躍している。

 駐在員の浅倉要一巡査部長(62)は「愛くるしくて大切な所員です」と話す。猫駐在は署員手作りの制帽をかぶり、駐在所の窓から地域の人たちを見守っている。(水野友晴)

 JR八高線金子駅から徒歩1分。金子駐在所の中には、猫がテーブルの上で伸びやあくびをしている。浅倉さんは「猫駐在はいつもこんな感じで働いてますよ」と優しくなでながら話す。

 猫と浅倉さんとの出会いは2021年12月。駐在所の近くでさまよっていて、浅倉さんが近づいても逃げなかった。誰かの猫かもしれないと思い、その日は見守ったが、日に日に痩せていったことから約1週間後に保護した。狭山署で飼い主を調べるため、マイクロチップの有無を検査したがなかった。飼い主が現れるまで、妻の美佐子さん(61)と相談して飼うことに決めた。

 飼い始めてすぐに甘えん坊で人なつっこい性格だとわかった。駐在所の窓から外を眺めるのが大好きで、リードをつけて外でひなたぼっこをすることも。浅倉さんと朝と夜のパトロールである散歩も欠かさない。

 いつからか「猫をなでたい」「写真を撮りたい」と、子供から高齢者まで多くの人が駐在所を訪れるようになった。住民と話す機会も増え、浅倉さんは猫を一緒になでながら「特殊詐欺に気をつけてね」などと伝えている。男子高校生に警察の仕事について話したこともあった。その後、男子高校生は県警を受験し見事合格した。美佐子さんは「猫をきっかけにいろんな話ができる」と目を細める。

 そうした活躍が評価され、今年1月、狭山署地域課員手作りの制帽が猫に贈られた。神永修一地域課長は「署内のアイドル的な存在で、多くの署員に大事にされている」と語る。

 浅倉さんや地域の人は「猫」や「猫駐在」と呼んでいる。猫に名前をつけないのは、飼い主が現れるかもしれないという思いがあるからだ。浅倉さんは「飼い主が現れるまで、これからも一緒に地域を見守りたい」と意気込んでいる。

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/23773320/

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

  • まだコメントがありません

件~件 ( 全0件)

*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。