- なんでも
- ケニア・シリング
- 23/01/26 20:00:15
滋賀県に住む32歳の男性は24日京都駅で乗り込んだ湖西線の電車が定刻より遅れて午後7時20分ごろに出発したあと山科駅の手前で停車して動かなくなりおよそ7時間後の25日午前2時半ごろまで電車内に閉じ込められたということです。
当時の電車内の状況について男性は「最初の2時間から3時間は皆さんは耐えている様子だったが、徐々にトイレに行く人が増えて、後部車両に集中した。かなり過密で、酸欠に近い状況となり、体調不良者が続出した。消防の担架で運ばれる人もいた」と話していました。
24日夜、JR京都線で5時間にわたって車内から出られなかったという40代の男性は、停車した列車内で乗客からトイレに行きたいという声が相次ぎ、車掌が簡易トイレを持ってきたと話していました。
男性によりますと、24日午後6時すぎ、仕事を終えて家に帰るためJR京都線で吹田駅から京都駅に向かっていましたが、京都駅に着く直前で列車が止まってしまい、午後11時すぎまで5時間にわたって車内から出られませんでした。
この間、車内の温度が下がって体調が悪くなる人や、トイレに行きたいという人が相次ぎ「早く駅まで動かしてくれ」とか「歩いて移動したいのでドアを開けてほしい」などと非常ボタンで訴えていました。
その後、車掌が袋型の簡易トイレを持ってきたということで「女性の乗客が1つの車両に集まって用を足したようだ」と話していました。
男性は「自分も我慢するのが限界で、空のペットボトルで用を足そうかとギリギリまで考えました。車掌を通じて要望しても、駅の係員は応えてくれず、絶望的な空気が車内を覆っていました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230124/k10013959651000.html
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