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- 23/01/04 21:02:41
“失明”や“顔面まひ”も! 「帯状疱疹」がコロナ禍で急増 “4万円ワクチン”なら90%予防可能
1/4(水) 17:40FNNプライムオンライン
とうの昔、子どもの頃に治ったと思った病気。
しかし、そのウイルスは体内でずっと生きていた。そして、大人になってから再び暴れ出し、「帯状疱疹」を発症させてしまう。
しかも、“失明”や“難聴”のリスクさえ…。
目の近くの「帯状疱疹」では失明することも!
「ピリピリ」「ズキズキ」「焼けつくような痛み」…「帯状疱疹」は、激しい痛みを伴う皮膚の疾患だ。
重症化すると後遺症も残る、やっかいな病気である。
その「帯状疱疹」が、コロナ禍で世界的に急増しているという。
もともと中高年に多い疾患だったが、近年は20〜40代の若年層にも増えている。
「帯状疱疹」の症状は人によって異なるが、ブツブツ、斑点、水ぶくれが帯状に出てくる。服が触れるだけでも強い痛みがあったり、夜も眠れない状態になる場合もある。
そして、身体のどこに症状が出るかに注意が必要だ。
「帯状疱疹」が目の近くに出ると、視力低下を招くことがある。場合によっては失明することもあり得る。
また、顔面神経で発症すれば顔面まひを、耳近くの聴神経にかかれば難聴をひき起こすことも少なくない。
コロナ禍で世界的に急増…その理由は
コロナ禍で「帯状疱疹」が若年層にも増加したとされているが、その理由は何だろうか。
新型コロナ・ワクチンを接種した後に「帯状疱疹」を発症した症例が報告されたこともあり、その関連性に関心が集まっていた。
しかし、11月に、米国医師会発行の専門誌に掲載された論文では、データ解析の結果、「新型コロナ・ワクチンによる帯状疱疹の増加は認められない」と結論づけている。
「帯状疱疹」増加に影響を与えたのは、ワクチンではなく、むしろコロナ禍に生じた心理的ストレスであろう。
と言うのも、ストレス等による免疫力低下が、「帯状疱疹」の引き金になるからだ。
「帯状疱疹」の原因は、多くの人が子どもの頃に感染した「水ぼうそう」のウイルスである。
実は、水ぼうそうが治っても、そのウイルスは完全に体から排除出来た訳ではない。
ウイルスは神経の奥深くに潜り込み、再度暴れ出す好機をずっと待っているのだ。
そして、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると、神経に潜んでいたウイルスが再び目覚めて暴れだし、今度は「帯状疱疹」を発症することになる。
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