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- 23/01/03 00:09:39
歯科治療を極度に恐れ、さまざまな拒絶反応があらわれてしまう状態を「歯科恐怖症」といいます。原因は多岐にわたるため、誰しも歯科恐怖症になりうる一方で、周囲の理解を得られずに苦しむ患者も少なくありません。本稿では、「体質」が原因で歯科恐怖症になるケースを見ていきましょう。
一部抜粋…
30代男性Bさん(仮名)は嘔吐反射が強く、ワイシャツのボタンも一番上が留められないほどでした。のど元に何か軽く当たるだけでも嘔吐反射を起こしてしまうのです。当然、歯の治療のため口の中に器具を入れられるのもだめで、今までに何軒も歯科医院を受診しましたが、歯科用の小さな鏡でさえも入れられるや否や強い吐き気に襲われ、顔をそむけてしまうのです。これでは口の中を見せることもままなりません。
過去に別の歯科医院を受診した際には、「こっちだって忙しいんだ。こんなにえずいては治療にならないから、もう来るな!」と歯科医師から怒鳴られてしまったそうです。
嘔吐反射による恐怖症には歯科医院で吐き気がして苦しい思いをしたり、それで歯科医師に叱られてつらい思いをしたりといったネガティブな経験がトラウマになってしまうパターンと、歯科医師に対する申し訳なさから、歯科医院に行けなくなってしまうパターンがあります。
この気持ちは、歯科恐怖症でない人にはなかなか分かってもらえません。「根性がない」とか「気持ちの問題」とか人間性を否定されるような言葉を投げつけられ、余計に傷ついてしまいます。
https://news.livedoor.com/topics/detail/23475824/
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