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- 22/12/09 19:15:18
警視庁にウソの110番通報を繰り返した疑いで、43歳の男が逮捕された。
その数、59回...。
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、東京・足立区西新井に住む会社員・斉藤信吾容疑者(43)。
斉藤容疑者は、12月1日~2日にかけて、警視庁西新井警察署に59回ものウソの110番通報を繰り返し、警察の業務を妨害した疑いが持たれている。
59回ものウソの110番通報とは、どのようなものだったのだろうか。
それは、12月1日午後9時23分のことだった。
自分の携帯電話から110番通報した斉藤容疑者は、対応した警察官に「母を殺した。死体の処理方法を教えてください」と告げたという。
西新井警察署から車で10分ほどの場所には、斉藤容疑者の住むマンションがある。
警察官は、通報を受けすぐに駆けつけたが、母親を殺害したという事実はなかった。
これに対し、警察官は、斉藤容疑者に厳重注意を行ったという。
ところが、翌日もウソの通報は続いた。
通報したのは、2日の午前4時40分。
その内容は、こうだ。
警察官「事件ですか? 事故ですか?」
斉藤容疑者「西新井警察署を燃やす」
警察官「お名前を教えてください」
斉藤容疑者「斉藤です。西新井署がこんな対応しかしないんだったら、警察署を燃やすからな」
警察官「どういうことですか?」
斉藤容疑者「燃やすんじゃない、爆弾。爆弾で(西新井署を)全部飛ばすかもしれないから」
斉藤容疑者は、こうしたウソの110番通報をその後も繰り返し、あわせて59回も警察の業務を妨害したとみられている。
ウソの110番通報は、重大事件が発生した時の初動対応の遅れにもつながりかねない行為。
斉藤容疑者によるウソの110番通報は、2021年11月ごろから始まった。
その内容は、主に西新井警察署への苦情や、中には「これから死にます」などの言葉もあったという。
調べに対し、斉藤容疑者は110番通報をしたことは認める一方「こんな醜い通報はした覚えはない」と供述し、容疑を一部否認している。
https://www.fnn.jp/articles/-/456466
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