娘から父へ贈る言葉に涙が止まらない…

パパへ

パパは小さい頃から厳しかったね

門限に言葉遣いや挨拶…。

門限を過ぎたら怒られたし、ママに反抗したら怒られた

中学生になると周りと違ってうちだけ厳しくて
「なんで？」
って不満だった

友達が羨ましかった

高校に入ったら緩くなるかな?って思い、我慢したけど高校に入っても変わらなかった…。

やっぱり友達と放課後に遊びたい。

スカートだって短くしたいし、ルーズソックスだって履いたし化粧もしたい。

でもパパはそういうのは一切受け付けない人だった。

そんなパパに嫌になり髪を染めピアスを開けたし、高校中退した。

パパは激怒した。

私は家を出る決意をした。

おばあちゃん家に居候してアルバイトしてお金を稼いだ。

パパの言うこと全てがウザかった。

そんなある日、母に
「今から病院に来なさい」
と言われて行ったら、そこにはパパが弱々しい姿でいた

「ごめんね。ありがとう」
と言われた

意味がわからなかったしそれが最期の言葉だったなんて…。

パパは病気で、心配かけたくなくてわざと厳しくしていたことに気づいた

パパごめんね。

もっとパパの言うことを素直に聞いておけばよかった。

パパは高校中退してしまった私の学費は貯めといてくれた

私は今通信制高校で頑張ってるよ

ちゃんと高卒の資格も取って、きちんと働きます