- なんでも
- 食虫植物ハエトリソウ(ウソ・魔性の愛)
- 22/10/29 15:19:47
今年の5月から6月にかけて南半球のオーストラリアで新型コロナ発生以降初めてのインフルエンザの流行がみられました。
この時期、オーストラリアでは1日あたり2万〜6万人の新型コロナの感染者が報告されており、まさに同時流行が起こっています。
つまり、新型コロナとインフルエンザのウイルス干渉により同時流行は起こりにくい、という期待は現時点では楽観的すぎるかもしれません。
ハムスターを用いた実験では、それぞれのウイルスに単独で感染させた場合よりも、同時にあるいは連続して感染させた方が重症度が高くなるという結果でした。
イギリスでの調査では、新型コロナに感染した6965人について呼吸器系ウイルスとの同時感染を調べたところ、227人がインフルエンザウイルスと同時感染していました。
インフルエンザと同時感染していた患者は、新型コロナ単独感染の患者よりも4.1倍人工呼吸管理となりやすく、2.4倍死亡しやすいという結果でした。
これらの結果からは、新型コロナとインフルエンザのウイルス干渉は、悪い方に働く可能性が高いと言えます。
新型コロナワクチンについては、オミクロン株対応ワクチンが接種できるようになっています。
当初は新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時に接種することで副反応の増強や有効性の低下が懸念されていたことから、同時接種はできませんでしたが、同時接種を行ってもそれぞれのワクチンの有効性が損なわれることはないことが分かったこと、そして副反応についても特に増強することがないことが分かったことから、今シーズンから同時接種が可能となりました。
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