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- 花菖蒲(優美)
- 22/10/27 19:21:11
九州最大の繁華街・中洲(福岡市博多区)の秋の風物詩「第47回中洲まつり」が28、29両日、3年ぶりに開催される。中洲で働く女性らがみこしを担ぐ「中洲國廣(くにひろ)女みこし」も復活。
中洲國廣女みこし委員長の高瀬奈美さん(47)は「コロナに負けない明るい中洲を取り戻す第一歩として安全に楽しく花を添えたい」と意気込む。
女みこしは1987年から始まった。普段はドレスや和服姿のホステスらが法被姿で勇ましくみこしを担ぐ「変身ぶり」が話題を呼び、祭りの名物となった。
みこしの上には「台上がり」と呼ばれる女性4人が立ち並び、女性だけで総重量約500キロを担ぎ、「ソイヤ! ソイヤ!」の掛け声とともにネオン街を練り歩く。
高瀬さんはスナックに勤務していた約25年前、知人に誘われて女みこしに初参加。ひどい筋肉痛になったものの、大勢の女性でみこしを担ぐ一体感や高揚感に魅了された。2018年から委員長になり、第一線で祭りを盛り上げてきた。
だが、祭りは新型コロナウイルスの影響で2020年から2年連続で中止になり、今回もコロナを理由に参加を見送る人も少なくない。みこしは例年2基だったが、今回は担ぎ手不足のため1基に減らす。
感染防止策として台上がりもやめ、参加者にはマスク着用を求めるという。
高瀬さんは「コロナの感染源の一つとされた夜の街だからこそ、クラスター(感染者集団)は絶対に出させない」と強調しながら、「楽しむ姿を見てもらうことが一番。粋で華やかにみこしを担ぎたい」と力を込めた。
女みこしは28日午後7時半と29日午後7時、いずれも同区中洲5丁目の中洲國廣稲荷神社を出発する。
問い合わせは中洲町連合会・中洲まつり実行委
https://news.yahoo.co.jp/articles/feef1aeadd6ce9eb3c4c5011f6739119b869ec9f
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