がら空きなのになぜ隣に座るの? 10人に1人、トナラーたちの意外な心理

匿名

アルストロメリア(小悪魔的な思い)

22/10/11 10:50:45

電車でカフェで、周囲はがらあきなのに、あえて隣に来る人々がいる。「トナラー」と呼ぶらしい。いったいどんな心理なのか。

都心から横浜方面に向かう電車は十分に空いていた。7席横並びのシートには私とカップルが1組、両端に座り、真ん中4席があいている。向かいの7人掛けも、同じ車両のほかのシートも似たような状況だ。平日の昼下がり、ウトウトしていたのだが……。
途中駅で、顔を扇子であおぎながら乗ってきた体格のいい中年男性がためらいもなく私の隣に腰掛け、ギョッとした。否応なしに姿勢を正し、少し肩をすぼめて座りなおす。
確かにどこに座ろうとその人の自由だ。ただ、あいている席は多くあり、両隣に誰もいない席を選ぶこともできる。
なぜ? モヤモヤが募った。

■10人に1人が概念希薄 このことを何人かの知人に話してみると、似たような経験を持つ人が多くいた。 「2人席が並んだ新幹線で『隣、あいてますか』と声をかけられ、反射的に頷いてしまった。2席ともあいているところもいくつかあったのに」(30代女性)

「空いているカフェで一番奥の2人掛けテーブル席に座っていた。店員さんは『お好きな席へ』と案内していたが、次に来た人がなぜか隣に……」(40代男性)

こうした「隣に座る人」を、「トナラー」と呼ぶこともある。もともとはガラガラの駐車場で隣に停める人を指した言葉のようだ。トナラーの中にはセクハラまがいの不届き者もいるかもしれないが、そうとは思えないケースも少なくない。

なぜ、隣に座るのか──。

そもそも、隣に座られると私たちはなぜ不快感を覚えるのだろう。日本ビジネス心理学会副会長で認知科学研究所所長の匠英一さんは、「パーソナルスペース」の観点からこう解説する。 「自分が快適に過ごすための空間『パーソナルスペース』を侵されたと感じることが一番の理由です。パーソナルスペースの広さは環境や状況で変化し、ガラガラの電車内や空いているカフェでは自分のテリトリーと認識する範囲が広くなる。隣に座られても満員電車のような密着はないはずですが、満員電車以上に不快に感じるのも

一方、パーソナルスペースを侵したり、侵されたりすることに無頓着な人もいるという。 「認知の特性でそうした概念が希薄な人が、10人に1人くらいはいます。その人たちは何の悪気もなく、自身のこだわりで席を選んでいるのだと思います」 こうした行為が「トナラー」と認識されている可能性がある。

20代の会社員男性は過去、電車で何げなく座ったところ、隣の人が不服そうな顔をして移動していくことが何度かあった。飲食店では、「なぜ隣に?」と苦言を呈されたこともある。 「悪気も何もないんです。電車ならここ、バスならここ、よく行くカフェならここ、と気に入っている席があります。あいていれば周りの状況にかかわらずそこに座りたいし、埋まっていてもあいたら移動できるよう近くに座りたい。最近は気を付けていますが、車両全体がどのくらい空いているかより、座りたい席の周辺に意識が向きます」

■近くにいる安心感 強弱の差はあれど、こうした「こだわり」を持つ人は多いのかもしれない。 コロナ禍によって、トナラーが増えた可能性もあるという。
「コロナ禍初期は社会全体に強い不安感情がありました。2年半たった今も、リモートワークが続くなど人とのかかわりが減っている人がいる。不安感が強いほど、誰かの近くにいることで安心感を得ようとする心理も働きます」(匠さん)

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