- なんでも
- オステオスペルマム(心身の健康)
- 22/09/10 17:40:07
先月、スコットランドは世界で初めて「生理用品の無償化」を施行したことで賞賛を集めた。 具体的には「ナプキンやタンポンなどを必要とするすべての人がそれらを自治体や教育機関から無償で得られる権利を保護する法律」が施行...
スコットランドのテイサイド地区では、「ピリオド・ディグニティ・オフィサー(生理の尊厳のための役員)」なるリーダー職まで設けられた。だが、この役職に任命された人物が明らかになると、市民たちの空気は一変した。
理由は、任命されたのが男性だったからだ。
ソーシャルメディア上には、「一体、なぜ生理を経験したことのない男性から生理について教えてもらわなければならないのか」「マンスプレイニングはまっぴらだ」といったコメントが多数書き込まれた。
元ウィンブルドン選手権の覇者、マルチナ・ナブラチロワは、ツイッターにこう投稿している。
「私たち女性が男性にひげの剃り方や前立腺のケアの仕方などを説明しようとしたことがありますか? まったく馬鹿げている」
コラムニストで女性の権利活動家でもあるスーザン・ダルゲティもまた、「彼は人前でドレスが血まみれになる恐怖を経験したことがあるのだろうか? もしくは、生理が来ないという胸が張り裂けるような不安を経験したことがあるだろうか?」と、ツイートした。
各紙の報道によれば、あまりの批判の多さに、この役職は今月、廃止されたという。
https://courrier.jp/news/archives/300124/
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