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Qアノン支部を自称する「神真都Q」 ワクチン会場“襲撃”で13人逮捕後、離脱者が続出(藤倉善郎)
2022/08/20 06:00
新型コロナウイルスが世界に広まり、日本でもマスク着用やワクチン接種といったさまざまな対策が進んだ。そんな中、マスクやワクチンを有害だとして反対する“反ワクチン”の団体がいくつも登場。なかでも強烈なのが、今年1月から全国同時多発デモを繰り返している「神真都(やまと)Q」だ。
団体名に「Q」の文字を入れているのは、トランプ前米大統領を支持する陰謀論集団「Qアノン」の日本支部を自称しているからだ。実際には、QアノンはSNSなどを通じて結びつくさまざまな団体・個人の総称で、アメリカに「Qアノン」という特定の団体が公式に存在するわけではない。従って日本支部も存在しない。
神真都Qは「世界の政治や金融はディープステート(影の政府=闇の勢力)に支配されている」といったQアノン陰謀論を信じる一方で、独自の宗教的世界観を持っている。「大和民族は善い宇宙人と竜神の遺伝子を受け継いだ民族」としており、闇の勢力に支配された世界の人々を覚醒させる使命を負っているのだという。
その手段として神真都Qは、今年1月から反ワクチンデモを全国で開始。「新型コロナウイルスは存在しない」「コロナワクチンは有害であり、人口を削減させる闇の勢力の陰謀」という彼らにとっての「真実」で日本人を「覚醒」させようとした。
全都道府県にデモ隊を置き、それぞれがLINEのオープンチャットというサービスを使って連絡を取り合っていた。オープンチャットに参加した人数は3月ごろが最盛期で1万人を超えた。1回のデモ参加者数は都内だけで最大1000人以上だった。
■「エデン計画」も進めていた
3月15日、神真都Qはデモ活動とは別に、ワクチン接種会場となった東京ドームを“襲撃”。「殺人行為だ」などと騒ぎ立て、接種者たちの入場を妨害した。さらに今度は新宿区の接種会場にも押しかけた。4月に渋谷区のクリニックに押しかけた際は、警視庁公安部が建造物侵入容疑で4人を現行犯逮捕。後日、リーダー格で陰謀論ユーチューバーの「イチベイ」こと倉岡宏行も同容疑で逮捕された。
5月以降、3件の“襲撃”事件でメンバーらの逮捕や再逮捕が繰り返され、逮捕者は計13人にのぼった。不起訴や略式起訴で釈放された者もいるが、倉岡被告は起訴され、今も勾留中だ。
この事件を受け神真都Qでは、デモ隊リーダーも含め離脱者が続出。全国で隊の解散が相次いでいる。残党が毎月デモを続けている地域もあるが、現在、都内ですらデモ参加者は数十人程度になっている。
神真都Qは、地方に土地や建物を購入し、複数の共同生活のコミューンをつくる「エデン計画」も進めていた。そこにトランプ前大統領の銅像を建てるプランもあった。
しかし組織は崩壊状態。日本の田舎にトランプの銅像が乱立する光景は見られそうにない。見たくはないが。
日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/310048
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