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- 22/07/27 15:18:51
○ざっくり言うと
・三輪トライクを無免許で運転した疑いで69歳男が逮捕された
・警視庁の調べに対し、50年以上もバイクを無免許で運転していたと話したそう
・試験を6回以上受けたが受からず、昭和の終わり頃に免許取得を諦めたという
乗っていたのは“ハーレー” 50年以上“無免許”男を逮捕「昭和の終わりに免許諦めた」
2022年7月23日 11時59分
日テレNEWS
「50年以上、バイクを無免許で運転していました」
ハーレーダビッドソンを乗り回していた69歳の男は無免許で運転した疑いで逮捕された際に警視庁の調べに対してこう話したという。
無免許運転での事故が絶えない中、50年以上も無謀な運転を繰り返してきた男。ついに逮捕された男が語った意外な動機、そして、発覚を逃れてきたその手口とは。
■50年以上続いたA男の悪質な無免許運転
「バイクが好きだったので、17歳くらいから50年以上バイクを無免許で運転していました」
三輪トライクを無免許で運転した疑いで逮捕されたA男(69)は、警視庁の調べにこう話したという。
A男(69)が乗っていたのは「ハーレーダビッドソン」の三輪トライク。1700ccもある大きな三輪トライクには、3万キロメートル以上走行した記録が残されていた。悪質な無免許運転が長期間にわたり続いていたのだった。
なぜ50年以上たった今、A男(69)の無免許運転が検挙されたのか、そしてなぜ50年以上もの間、A男(69)は免許を持たずに運転を続けたのか。
■逮捕のきっかけとなった「当て逃げ事故」
2022年5月15日。
東京・東村山市の路上で乗用車が後ろから追突され、追突した車両の運転手がその場から立ち去る“当て逃げ事故”が発生した。乗用車の運転手にケガはなかったが、乗用車はへこみ、修理に40万円ほどかかったという。
この事故がA男(69)の悪質な無免許運転が明らかになるきっかけとなった。事故当時、追突された車のドライブレコーダーにしっかりと銀色の“ハーレー”が映っていたのだ。追突した”ハーレー”はどこへ逃げたのか――
捜査開始からおよそ2ヶ月後の7月2日のこと。東京・清瀬市内をパトロール中だった捜査員のパトカーの前を通りかかったのは、ドライブレコーダーに映っていたものとよく似た銀色の“ハーレー”の三輪トライクだった。
「そこのハーレー止まってください」
捜査員がマイクで呼びかけると、“ハーレー”の運転手は逃げるように側道へ。すぐにパトカーで追いかけたが、側道は車が入れないように出入り口に柵が設置されていたため、1人の捜査員が車から降り、走って追いかけたという。
そして、側道の先にある行き止まりに“ハーレー”を追い詰め、運転していたA男(69)に職務質問が行われた。捜査員が免許証を見せるよう促すと――
「免許を忘れました」
A男(69)はその場でとっさにウソをつき、免許を持っていないことを隠したという。ただ、最後には観念したのか、無免許であることを認め、A男(69)は現行犯逮捕されることになる。
>>1に続く
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