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- 22/07/20 19:14:52
養子縁組届に必要な自身の家族の同意を捏造(ねつぞう)したとして、大阪府警捜査1課は20日、自称コンサルタント業の高井凜容疑者(28)=川崎市高津区=を有印私文書偽造・同行使の疑いで逮捕した。凜容疑者の養母だった資産家の女性は1年前、大阪府高槻市の自宅で死亡。総額約1億5000万円の生命保険がかかっており、受取人は凜容疑者になっていた。府警は養子縁組を結んだ詳しい経緯を捜査する方針。
女性は都市銀行のグループ会社員だった高井直子さん(当時54歳)で、2021年7月に自宅の浴槽で亡くなっていた。
逮捕容疑は21年2月14日、直子さんと養子縁組を結ぶ際、自身の妻らの承諾を得たとするうその縁組届を作成し、高槻市役所に提出したとしている。書類の筆跡を鑑定した結果、凜容疑者が妻らの署名をでっち上げた疑いが浮上した。
府警によると、凜容疑者は「おおむね合っているが、違うところは違う」と容疑を一部否認しているという。民法は配偶者がいる人が養子になる場合、その配偶者の同意を義務付けている。凜容疑者はかつて保険会社に勤務。営業活動の中で客だった直子さんと知り合ったとされる。旧姓は「松田」だった。
1人暮らしだった直子さんは21年7月26日、浴槽の水に顔をつけた状態で亡くなっているのを親族が発見した。司法解剖の結果、直子さんは22~24日ごろに死亡したとみられ、両手首に結束バンドで縛られたような痕が残っていた。府警は何者かに溺死させられた疑いもあるとみて調べている。【郡悠介、洪玟香】
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef57f9a17987acb1e727c913d0b2415b93ee8144
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