熊本地震から学ぶ、新築一戸建て工事中の注意点

  • なんでも
  • エジプシャンマウ
  • 22/05/28 14:05:55

「2000年基準」で建てられた住宅も倒壊
熊本地震で大きな衝撃だったのは、最新の耐震基準の住宅が倒壊したという想定外の事態でした。

2000年からスタートした現行の最新基準、いわゆる「2000年基準」は震度6〜7といった大規模な地震がきても倒壊しないものとされていました

しかし、最大震度を観測した益城町周辺では、この基準で建てられた住宅7棟が倒壊しています。

益城町は「地域別地震係数」が0.9の地域と国から指定されており、上記の0.9倍の揺れに耐えられればよいことになっています。

倒壊の大きな原因「接合部仕様が不十分」
倒壊した7棟のうち3棟は原因不明、1棟は地盤の崩壊が原因とさています。

残った3棟の倒壊原因は「接合部仕様が不十分」。つまり、何らかの不具合が工事現場や設計の際に発生したことを意味しています。

この接合部とは、柱や筋かいと土台や梁などを固定している部分のことで、L字型の金属部材やプレートなどを使って部材同士を固定します。

この金属の部材やプレートは1つの住宅で多くの種類が使われていて、それぞれ取り付け位置や取り付け方法、固定する釘やネジ(ビス)の種類も決まっています。

建物の耐震性にも関わる重要な部分ですが、取り付けは人の手で行うものですので、どうしてもミスが発生する可能性はあるのです。

本来こうしたミスは現場監督がみつけて直すべきものですが、なんらかの原因で見過ごされてしまったのでしょう。

頼りの現場監督が、きちんとチェックできていない・・・
こうした現場のチェック漏れは、残念ながらどこの現場でもありうることです。

工事中のチェックは、第三者に頼むのも手
現場監督が来れないならご自身でチェックするのもひとつの手ですが、毎日現場に行けるわけでもなく、チェックポイントを見極めるのもなかなか難しいでしょう。

その際は、第三者のプロ、ホームインスペクター(住宅診断士)に任せればもっと安心です。もし現場監督が多忙すぎて不具合を見逃したり、チェックに行けなくても、第三者のプロがしっかりチェックをしてくれます。

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