- なんでも
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- 22/05/26 09:11:00
家庭内感染や無用な衝突を避けるために、コロナ禍で“別居”を選択する夫婦は少なくない。芸能界で「世紀の二世夫婦」と呼ばれた松田翔太(36才)と秋元梢(34才)もコロナを機に距離を置きはじめたが、すれ違いの日々が続いて──。
4月半ば、大樹がそびえ立つ新緑に満ちた庭園で、一組の男女が永遠の愛を誓った。タキシード姿が凜々しい新郎は松田龍平(39才)。レースをあしらった可憐なドレスを身にまとう新婦は、モーガン茉愛羅(24才)である。この日、都内の会員制レストランで行われたふたりの披露宴には、芸能界の友人らが招かれた。著名なアーティスト、モデル、俳優の中には龍平の弟の松田翔太ら“松田ファミリー”の面々も顔を揃えていた。
だが、家族の門出を祝う場に、2018年に結婚した翔太の妻・秋元梢の姿が見当たらない。翔太の仕事関係者が声を潜める。
「実は、ふたりは最近、距離を置いて生活しているようなんです。翔太さんが周囲に『けんかが絶えず、別々に暮らしている』と漏らしたこともありました」
披露宴から半月ほどが過ぎた5月初旬、梢はひとりで自宅を出た。自家製の梅酒が入った瓶を携えて、タクシーで向かったのは下町にある梢の実家、九重部屋だった。
一方の翔太が最近、頻繁に出入りしているのが、3年ほど前に設立し、翔太が代表取締役を務める会社のオフィスだ。梢と同じく、自宅に戻らない日も多いという。いまなおファンの多い名優の松田優作さん(享年40)を父に持つ翔太と、「ウルフ」と呼ばれた大横綱・千代の富士関(先代九重親方)の愛娘である梢。「世紀の二世夫婦」と呼ばれたふたりに、何があったのか──。
妻に「敬語を使ってほしい」
ふたりの交際が公になったのは2014年頃。当時から、梢は世界に通用するモデルとしての実績を積んでいた。
「梢さんは理想の男性像に“父より強い人”を挙げるほど、父親思いの娘さんでした。翔太さんを紹介された九重親方は『いい男を連れてきたな』と手放しで喜んでいたそうです。すい臓がんを患った後も親方は、ふたりのことを気にかけて、梢さんにはしっかりとした結婚式を挙げてほしいと望んでいたといいます」(角界関係者)
親方は愛娘の晴れ姿を見ることなく2016年7月にこの世を去り、喪に服した後で、ふたりは親方の言いつけを守るかのように都内の神社で盛大な式を開いた。この結婚は互いの家族はもちろん世間からも祝福された。
「『嘘はつかない』、『記念日は一緒に過ごす』などをルールとしたふたりのフラットな関係性は自然体で好感度が高く、理想の夫婦ランキングに名を連ねるほどでした」(芸能関係者)
しかし、実は結婚直後からふたりの間には微妙な空気が漂いはじめていたようだ。
「結婚後まもなくすると、翔太さんが、“俺様気質”を隠さなくなったというんです。梢さんが驚いたと言っていたのは、翔太さんから『敬語を使ってほしい』と言われたこと。“夫を立てて”という意味だったのかもしれませんが、梢さんは困惑していましたね」(梢の知人)
「子供の頃から、自分の周囲が“松田優作の息子”にどのような振る舞いを求めているのかということに敏感だったといいます。小学生の頃からブランド物を愛用し、プライベートでも役者としても常に父親と向き合い、周囲から聞かされる優作さんの話に大きな影響を受けていました」(松田家の知人)
「これからも松田家をよろしく」
松田家の強い結束力が、妻にとっては大きなプレッシャーになることもあったという。優作さんという大黒柱を失った後、一家を支えてきたのは美由紀だった。3人の子供を女手ひとつで育て、現在は彼らの所属事務所の社長でもある“ゴッドマザー”は、ファミリーにとっては絶対的な存在だった。4月の龍平と茉愛羅の結婚式も、招待客や席次は新郎側の意向で大半が決められたという。
「かつて、龍平さんの誕生日パーティーで翔太さんが“これからも松田家をよろしく”とスピーチをしたことがありました。兄ではなく“松田家を”というところが、実家を大事にする翔太さんらしい言い方でした」(前出・龍平の知人)
そうした現実が、ふたりの意識を変えたのだろうか。
「翔太さんは、どうしても美由紀さんと梢さんを比べてしまうところがあるといいます。妻としては、義母と比べられることほどつらいことはありません。龍平さんの前妻も、松田家に溶け込むことができなかったことが離婚の一因ともいわれています。お互いに我が強いふたりゆえ、けんかも増えていったそうです」(前出・松田家の知人)
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