- なんでも
- コーギー
- 22/05/14 12:42:55
一昔前の日本では、結婚すると専業主婦になる女性が大半でした。しかし、時代が変わり、現在では専業主婦世帯が少なくなっています。
厚生労働省が発表している『厚生労働白書』によると、現在20~30代の専業主婦世帯は約30%であることがわかっています。これは3組の夫婦のうち、1組のみが専業主婦世帯であるという計算になります。
今の時代では専業主婦がハイリスクという声も
これは一昔前に比べて、専業主婦になることがハイリスクであるという考えに変わってきているからだと考えられます。実際、専門家も「専業主婦ではなく、共働きを選ぶべき」という見解を示しています。
現在、『保活』と呼ばれる保育園への入園を巡り、待機児童などの保育園問題が話題となっています。これも裏を返せば、専業主婦ではなく、共働きを希望している世帯が多いということです。
物価が高騰しても、給料はなかなか上がらないため、一昔前のように専業主婦世帯では、なかなか生活が厳しいという現状も大きく影響しているでしょう。
実は現在、夫婦の3組に1組が離婚していると言われています。理由は夫婦によってさまざまですが、価値観の違いや不倫、DVなどが上位3位にランクインしています。この事実を見ると、すべての夫婦が離婚する可能性を孕んでいるということがおわかりいただけるでしょう。
しかし、専業主婦になってしまうと、離婚後を考えたとき、女性側が金銭的に余裕がなく、離婚したくても離婚に踏み切れないという状況に陥りやすいです。
価値観の違いであれば、双方の話し合いで折り合いを付け、努力によっては夫婦間で解決することが可能です。しかし、不倫やDVに関しては、気持ちの問題もありますし、DVは命の危険性すらあります。
「離婚した方が良いのはわかっているけれど、お金がないから離婚ができない」と、泣きを見ることになってしまいかねません。
近年、生き方の多様化が謳われるようになりましたが、その一方で、男女共に専業主婦であることを蔑む人がいる状況は変わっていません。その中には、専業主婦である女性自身も含まれています。
「私は専業主婦だから…」という意識と、「夫にお金を稼いできてもらっているから…」という意識によって、徐々に夫に意見をしにくい精神的状況を自分で作り出してしまっている人も少なくありません。
また、夫が専業主婦を下に見ている世帯の場合、夫にモラハラ発言を繰り返されることで、「自分は価値のない人間なのかもしれない」と洗脳されてしまうこともあります。
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