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北海道の知床沖で観光船が沈没し、14人が死亡、12人が行方不明になっている事故で、警察などが水中カメラを使い、朝から捜索を行っています。
斜里町のウトロ漁港は、それほど大きな波は立っておらず比較的穏やかです。
沈没事故から9日目、いまなお賢明な捜索が続いています。
観光船「KAZUI」は、深さ120メートルほどの海底に沈んでいます。
内部に取り残された人がいないかどうか、
1日朝から北海道警察などが水中カメラで確認を試みています。
水中は視界が悪く潮の流れが早いこともあり、手がかりは見つかっていないということです。
海上保安庁によりますと、事故の当日、
船からの118番通報は乗客の携帯電話から発信されていたということです。
運航会社が陸上との通信手段として申請していた携帯電話が圏外で、
急きょ乗組員が乗客の携帯電話を借りて使った可能性もあります。
天気は1日午後から下り坂で、夕方からは雨、風ともに強くなる予報です。
民間の船も出港を見合わていて、
捜索は難しい状況が続いています。- 1
22/05/01 15:52:44