- なんでも
- 甲斐犬
- 22/04/12 23:51:39
埼玉県熊谷市で、妻と娘2人とともに家族4人で暮らしていた。2階建ての自宅を建てたのは次女が小学校に上がる頃。それから1年半後、2015年9月に事件は起きた。
のちの裁判で認定された事実によると、ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン受刑者(36)は、同年9月13日、市内の民家に立ち入っていたところを見つかり、事情聴取のために地元の警察署に連れて行かれた。しかし、喫煙のために外に出た隙に逃走。9月14日から16日にかけて民家3軒に侵入し、男女6人を殺害して現金などを奪った。その3軒目が、加藤さんの家だった。
家の中でナカダ受刑者は、加藤さんの妻の美和子さん(当時41歳)、長女・美咲さん(同10歳)、次女・春花さん(同7歳)を刃物で殺害した。そして、自分の腕を切りつけた後に2階から転落し、警察に確保された。
仕事から一人戻った加藤さんは警察で長時間、説明を受けたが、ほとんど覚えていない。
ただ、司法解剖を終えた妻と娘たちの遺体に対面し、まるで眠っているように目を閉じる3人を見て、「本当に死んでしまった」と認識した。その場で泣き崩れた。
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