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- シャルトリュー
- 22/04/06 14:14:12
「コロナは陰謀!」ネット情報に溺れてしまった友人と、どう付き合う?
2022.4.4
◆陰謀論、過度なスピリチュアル傾倒……。変わってしまった友人にモヤモヤします。
エピソードをお寄せくださったのは、ミチヨさん(56歳・専業主婦)。
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友人たちの最近の言動にモヤモヤします。
コロナ禍でなかなか会えない間、インターネット上の情報に感化されてしまったのでしょうか。たまに会って話すと、ネットで仕入れた陰謀論やスピリチュアルの話ばかり。コロナに関しても、そもそもコロナなんて嘘っぱちだとか、ワクチン反対運動がどうだとか……。その内容の虚実はともかく、彼女のちょっと異様な雰囲気に居心地が悪くなってしまいます。
そんな人たちではなかったのに、と思うと辛いです。
コロナや戦争のせいか、人々を惑わせて不安をあおるような情報が増えてきているように感じて、そのことにもモヤモヤします。
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◆どんな意見を持つかは、個人の自由。だけど...
自粛明けにやっと会えたと思ったら、なんだか話がかみ合わない。ただでさえ虚しさや寂しさを感じやすい時節柄、友人との関係までぎくしゃくしてしまうのは本当に辛いですね。
コロナ禍で、インターネットのニュースサイトやSNSに触れる時間が増えたという人は多いのではないでしょうか。
不安を感じながらネットを見ていると、強い言葉・夢のような言葉に傾きやすいのかもしれません。急に過激な発言をするようになったりするのは、きっとネット情報の影響を受けているのだろうなと想像しています。
しかし、明らかに誰かを(本人も含め)傷つけていない限りでは、それを一方的に否定することはできません。どんな意見を持つか、何を信じるかは個人の自由。こちらから見ると奇想天外に思える考え方も、その人を苦しみから救っているのかもしれないし、事実を確かめようもないですよね。
もちろん、ミチヨさんが無理に調子を合わせる必要もありません。センシティブな話題は、聞かされる方のストレスも大きいもの。「聞いているとしんどい」と正直に伝えるのもいいですし、静かに距離を置くのもいいでしょう。
どんなに親しかった友人でも、歯車がかみ合わなくなる時期がくることはありますよね。
またいつか、距離が縮まるタイミングもくるかもしれない……と思いながらフェードアウトしてみるというのは平和な選択だと思います。
◆「インターネットとの上手な付き合い方」を考えよう
ミチヨさんも、グループLINEを見ないようにするなど、少しずつ友人たちと距離を置きはじめているそうです。
インターネットに溢れる情報に振り回されることで、このように人との断絶が生まれてしまうのは悲しいですね。ミチヨさんも書いている通り、情報の中には人々の不安につけこんだり、煽ったりするようなものもあります。
心のざわつきがひどい時には、思い切って「スマホ断ち」「ネット断ち」するのも一案です。
でも、ここまでインターネットが日常に入り込んでいる以上、完全に断つことは難しい。私たちは、インターネットとの上手な付き合い方を学ぶことからは逃げられないようです。
どの情報が真実で、どの情報は間違っているか、誰も私たちのために情報を取捨選択してくれません。ひとりひとりの目の前に、玉石混交の情報の海が広がっているイメージです。
こうしたインターネット社会においては、何を信じて何を信じないか、自分なりのルールを決めることが大事です。
例えば、同じニュースについて、最低3つのサイトの記事を読み比べる。
署名記事か、情報の引用元が明記されているか、などのチェック項目をつくる。
自分が信頼している発信者が書く記事をまずチェックする……などなど。
「情報の取捨選択」にはその人の価値観が浮き彫りになります。情報の選び方に自分のスタイルを持つことが大事なのと同じくらい、極端な意見を他人に押し付けないようにすることも大事ですよね。
https://mi-mollet.com/articles/-/35325
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