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アカデミー賞国際長編映画賞「ドライブ・マイ・カー」が受賞
2022年3月28日 19時36分
NHK NEWS WEB
アメリカ映画界、最高の栄誉とされるアカデミー賞の各賞が発表され、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞しました。2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」以来の快挙です。
アカデミー賞は日本時間の28日、各賞が発表され、濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」はノミネートされた4部門のうち国際長編映画賞を受賞しました。
2009年の滝田洋二郎監督の「おくりびと」以来の快挙です。
「ドライブ・マイ・カー」は村上春樹さんの短編小説が原作で、妻を亡くした舞台俳優で演出家の男性が専属ドライバーの女性と出会い、ともに過ごすうちに目を背けてきた妻の秘密と向き合う物語です。
去年、フランスのカンヌ映画祭で脚本賞を受賞したほか、ことしのアメリカのゴールデングローブ賞で非英語映画賞を受賞するなど国際的に高い評価を受け、アカデミー賞の結果が注目を集めていました。
ノミネートされた4部門のうち、作品賞、監督賞、脚色賞の受賞はなりませんでした。
◆濱口監督「時代とマッチするところがあったのでは」
受賞のスピーチをした濱口監督はオスカー像を手にしながら「ありがとうございます。あなたがオスカーですね。皆さんとりました。ありがとうございます」と喜びを語りました。
また、濱口監督は記者会見で「選ばれたのは、最終的には運でしかないと思う。ノミネートされた作品には本当にすばらしいものがそろっていたので、この中で賞をとれたのは驚くべきことだし、だからこそ喜ぶべきことだと思う。アメリカで受け入れられたのは、時代とマッチするところがあったのではないか。新型コロナの状況もあり、そのことが喪失と、そこからどう生きていくかを描いた物語と響き合ったのではないか」と語りました。
>>1に続く
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