- ニュース全般
- 日本テリア
- 22/03/30 08:53:02
双竜自動車が再び生死の岐路に…別の売却先を模索、最悪の場合清算も
2022/03/29 14:36
1年近く続いたエジソンモータースによる買収交渉が不調に終わり、双竜自動車は再び生死の岐路に立たされた。双竜自は別の売却先を探す構えだが、適当な売却先候補が見つからないままで、最悪の場合には清算の可能性もあると指摘されている。(略)
しかし、業界からは双竜自の再売却が実現する可能性は低いとみている。昨年公開売却を進めた際、双竜自買収の意向を示した企業は私募ファンドを含め11社に達したが、本入札に参加したのは3社だけだった。 (略)
今後の経営費用を含めた双竜自の実際の買収金額は1兆ウォン(約1010億円)に達すると推定される。
その後は裁判所がM&Aを主導するか、最悪の場合は清算決定を下すこともあり得る。 これに先立ち、双竜自の調査委員であるEY漢永会計法人は、ソウル回生裁に双竜自の清算価値は9800億ウォン、存続価値は6200億ウォンとの評価を提出した。
ただ、双竜自の従業員は5000人近くおり、部品下請け会社など同社が形成している産業生態系は巨大で、清算決定を下すのも容易ではないのが現状だ。業界関係者は「直接・間接雇用規模は数十万人に上るため、清算価値が高いからといって、会社を整理するのは得策ではない」と語った。
一部では政府が産業銀行など国策銀行を通じて公的資金を投入する案も取り沙汰されているが、それも可能性は高くない。既に巨額の公的資金を投入したにもかかわらず、2度目の法定管理を申請しているため、これ以上税金を投入する名分がない。エジソンモータースは買収過程で産業銀に資金支援を要請したが、産銀は事実上拒否した。公的資金の追加投入に対する世論も否定的だ。
業界関係者は「人員リストラを含む苦しい再建が進められることになる。双竜自問題をいかに解決するかが新政権の大きな課題になった」と話した。
ヨン・ソンオク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2022032980058
【関連】
エジソンモーターズやはり無理だったか、双竜自動車買収代金「パンク」
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/21905154/
- 0 いいね