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ポーランド=ウクライナ国境における人道支援活動の現場から――NGO「平和ラボ」のカロル・ヴィルチンスキ氏による現状報告
2022.03.09
(略)
あまり皆さんが気づいていないことですが、二点とても大切なことがあります。
第一に、こういった人道危機の時には、必ず人身売買のターゲットにされてしまうということです。インターネット上では、いわゆる「ダークネット」というサイトがあり、多くの犯罪者がどのように女性や子どもたちを誘拐するか、どうやってビジネスとして成り立たせるか、といった内容を扱っています。
じつは現在も、すでに現場では、たとえば駅に来ている難民がその場で誘拐されてしまったり、親切なドライバーを装ってドイツの旗を見せ「ドイツへ連れて行ってあげるよ」と言いながら、そのまま女性や子どもを誘拐してしまったり、国外へ売春目的や性奴隷として売られてしまうということが実際に発生しています。これは、そうした犯罪者にとっては十分なビジネスとなっており、私たちはそうした事態をなんとか防ごうとしています。(以下略)
https://synodos.jp/opinion/international/27778/- 0
22/03/16 23:23:24