北海道犬
カメムシの食害 次世代の種に変化 佐賀大グループ
カメムシにかじられる被害を受けた植物は、次の世代で種が実る時期が早まり種の重さが増すなどの変化が起きることを、佐賀大学の研究グループが発見しました。
食害への防御反応とみられ、植物でも親の経験が子へ伝わることを示す珍しい現象だとして、研究をまとめた論文が3日アメリカの科学誌に掲載されました。
佐賀大学農学部の徳田誠准教授の研究グループは佐賀県の主要作物のひとつ大豆が、カメムシにかじられると生育が遅れてしまう原因を調べるため、大豆の原種「ツルマメ」をホソヘリカメムシにかじらせる実験を繰り返しました。
すると、実際に食害を受けたツルマメの種を育てた次の世代で、ほかのサンプルでは見られない現象が複数、確認されました。
具体的には、種を実らせる時期が1週間から10日ほど早かったほか、種1粒の重さが2割ほど増える傾向などがあるということです。
種を早く実らせれば食害を受ける前に子孫を残せる可能性が高くなり 一般的に大きな種は昆虫などの食害に強いことから、研究グループは、 食害の経験が子の世代の防御反応として受け継がれたとみています。
植物でも、親の経験が子に伝わることを示す珍しい現象だとして、3日、研究の論文がアメリカの科学誌に掲載されました。
徳田准教授は「大豆やほかの植物で同じ現象が現れるか不明だが、場合によっては安定的な収穫や品種改良に応用できるかもしれない」としています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20220303/5080011166.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
03/03 12:03
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