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- 22/02/28 22:16:20
折れた松が車直撃し男児死亡 国などに損害賠償を求め遺族提訴
2/28(月) 18:36 Yahoo!ニュース
FBS福岡放送
3年前、佐賀県唐津市の『虹の松原』で、松の木が折れて走行中の車を直撃し、助手席の小学生の男の子が死亡した事故をめぐり、危険を放置したなどとして、男の子の遺族が、国と佐賀県、唐津市を相手に損害賠償を求め、28日に提訴しました。
訴えを起こしたのは、男の子の母親の内山明日香(39)さんら遺族3人です。
訴えによりますと2019年7月、佐賀県唐津市の国の名勝『虹の松原』にある県道で、、道路脇の松の木が折れ、走行中の軽乗用車の上に落下、助手席に乗っていた川崎辿皇さん(当時11)が死亡しました。
原告は「事故の6年半前に、今回落下した木を含む26本の危険な木があると認識されていたのに、危険と真摯に向き合い保全策を講じることがなかった」として、国や佐賀県、唐津市に対して約3160万円の損害賠償を求めています。
■内山明日香さん(39)
「たった1本の木でも、人の命を奪ってしまう危険性があること、その認識を持ってほしいと思っています。管理体制が本当に十分だったのか、同じことを防ぐためには、今後どのような管理をすべきなのか、裁判を通して今後しっかりと考えてほしい。(辿皇さんには)頑張るよ、と言いたいです。」
一方、佐賀県は担当者不在のため、唐津市は「訴状が届いていない」として、それぞれコメントできないとしています。
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