- ニュース全般
- 流鉄流山線
- 22/02/20 23:42:22
フィギュアスケート女子ロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)が、世界中を震かんさせたドーピング騒動により被った〝損害額〟をロシアメディアが算定した。
ロシアのスポーツベッティングメディア「メタレーティングス」は、ワリエワがドーピング問題によりどれほどの収入を失うかを詳細に分析した。
「ワリエワは昨年12月のロシア選手権でドーピングの陽性反応が出た後に出場した、今年1月の欧州選手権の優勝賞金166万ルーブル(約250万円)、北京五輪の団体戦で金メダルを獲得したことで予定される政府による報奨金400万ルーブル(約600万円)が返還の可能性がある」と指摘。ドーピング陽性判定後に出場した大会での賞金や報奨金が〝没収〟となる見込みだ。
さらに「毎月受け取る奨学金5万2000ルーブル(約8万円)、年間最大62万5000ルーブル(約94万円)が減らされる可能性がある」。これらを合計すると、ワリエワは今年だけで700万ルーブル(約1050万円)程度の収入を失うことになるという。
そして、これよりも大きいのがスポンサー収入だ。特に世界的企業のプーマ社との契約は高額で、同メディアによると「年間で最大1500万ルーブル(約2250万円)」だが「メダルがハク奪されると、多国籍企業のプーマとの契約が問題になる見通しだ」と大スポンサーから契約解除を通告される懸念も浮上している。
一方で、ロシアではドーピング騒動に擁護論が多く、ミスを連発して4位に沈んだ個人戦の後に人気がさらに沸騰。「皮肉なことにドーピングスキャンダルの後、ワリエワの人気は絶頂に達する可能性がある」。ロシア国内企業の間でワリエワへのオファーが殺到する動きがあり、新たなスポンサーを確保して収入はむしろ急増する可能性すらあるという。
ドーピング問題でどん底を味わった。このまま転落を続けるのか、災い転じて福となすのか…。
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/c4e046bd55b05831e87be61df98ad6ba58b8ac77&preview=auto
- 0 いいね