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殺害された女性の夫、泣きながら陳述「絶対にいないといけない存在だった」 ヤマト運輸殺傷事件公判
2022/01/26 22:02神戸新聞
殺害された女性の夫、泣きながら陳述「絶対にいないといけない存在だった」 ヤマト運輸殺傷事件公判
2020年10月、神戸市北区のヤマト運輸集配所で男女2人を包丁で殺傷したとして、殺人罪などに問われた同社の元パート従業員、筧真一被告(47)の裁判員裁判公判が26日、神戸地裁であった。殺害された女性=当時(47)=の夫が「家族にとって絶対にいないといけない存在だった」と泣きながら陳述した。
陳述によると、女性は重い障害のある娘の介護を20年以上続けていた。事件現場の集配所で早朝勤務していたのも、日中に娘と一緒に過ごす時間を確保するためだった。
夫は「とても明るく、どんなときも前向きで、大切な存在だった」と述べ、「裁判での被告のふてぶてしい態度を見ると、救いのない地獄にいるような気持ち」と厳罰を求めた。母や妹の陳述書は代理人弁護士が代読した。
一方、筧被告は同日の被告人質問で、女性の殺害を「なんとも思っていない」と供述。負傷した男性についても「(出所したら)殺す」などと述べた。
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