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- 22/01/12 08:33:07
イギリスの大家族、ノエル・ラドフォードさん(51歳)とスーさん(46歳)夫妻に22人目の赤ちゃんが誕生したのは2020年4月のことだった。夫妻は20人目ができた時に「これが最後」と公言したが、その後21人目、22人目と続き、このたび「23人目もあり得る」と発言して注目されている。
英ランカシャー州モーカムに暮らすラドフォード夫妻はこれまで、22人の子供(1人は妊娠21週目で他界)を授かり、11人の孫がいる。介護施設だった10ベッドルームの家をリフォームし、現在は自立した2人を除く19人の子供たちと4頭の犬と暮らす大家族だ。
夫妻はこれまで「100%の確率で22人目が最後」と断言していたが、1月5日に放送された一家のドキュメンタリー番組『22 Kids and Counting』で、ノエルさんはこれを撤回するような次のような発言をした。
「22人目のハイディー(1歳)が最後の子で、『これで自分たちの人生を楽しむことができる』と思う反面、『これでもう終わりか…』という気持ちもあって複雑だね…。もちろん22人の子供に恵まれて幸せだけどね。」 「孫はこれからもどんどん増えるけど、自分たちの子供と同じではないからね。家族計画は立てていないから、何があるか分からないね。」 そしてスーさんも「自分たちの赤ちゃんがいない人生というのはどんなものなのか、想像もできないわ」とノエルさんに同調し、23人目を考え始めていることを明かした。
ただこれだけの大家族だと飛んでいくお金も半端ない。一家は1週間の食事代だけで約63000円(400ポンド)を使うそうで、たとえば1日にパン4斤、ミルク9リットル、ソーセージ56本を平らげる。
また1週間で歯磨き粉3チューブ、トイレットペーパー24ロールを消費する。
一家の大黒柱はノエルさんで、25年前にパン屋で修行を始め、その後マネージャーにまで上り詰めると1999年に自宅近くにパン屋「The Radford Pie Company」をオープンした。経営は順調で、すでに結婚し自立している次女クロエさん(26歳)が5年前からノエルさんのもとでパイ作りに励んでいる。また三男ダニエルさん(22歳)も注文を取ったり配達の準備をしたりと店を手伝っており、コロナ禍でオンラインの注文が増えたという。
ただ一時はノエルさんが新型コロナウイルスに感染し店を閉めたこともあったそうで、子供たちの世話に追われるスーさんは夫の健康を第一に考えているようだ。
一家の収入はパン屋と、チャンネル登録者数が32万人を超えるYouTubeチャンネル『The Radford Family』、Instagramの広告、2014年から続いているドキュメンタリー番組などから得ており、生活保護は一切受けていない。成人した子供たちはわずかだが賃料を納めており、スーさんは「家を出てアパートを借りるなら、できるだけここに長くいて貯金しなさい」と伝えているそうだ。 そんな一家の庭にはホットタブ(ジャグジーがついた風呂)やバーが設置されており、クリスマスにはプレゼントに78万円~109万円(5000~7000ポンド)を使うという。
■ラドフォードさん一家の22人の子供たち クリス(Chris、32歳) ソフィー(Sophie、27歳) クロエ(Chloe、26歳) ジャック(Jack、24歳) ダニエル(Daniel、22歳) ルーク(Luke、21歳) ミリー(Millie、20歳) ケイティー(Katie、19歳) ジェイムズ(James、18歳) エリー(Ellie、16歳) エイミー(Aimee、15歳) ジョッシュ(Josh、14歳) マックス(Max、12歳) ティリー(Tillie、11歳) オスカー(Oscar、10歳) キャスパー(Casper、9歳) アルフィー(Alfie、2014年に妊娠21週目で他界) ハリー(Hallie、6歳) フィービー(Phoebe、5歳) アーチー(Archie、4歳) ボニー(Bonnie、3歳) ハイディー(Heidie、1歳) ちなみに女の子の名前は全て“e”で終わっている。
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