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- 22/01/07 19:59:23
6日に大雪が降った首都圏では、7日朝にかけて路面凍結の影響とみられるトラブルが相次いだ。屋外で転倒するなどして500人以上が負傷したほか、各地で車の立ち往生や通行止め、交通事故が発生。航空便の欠航や鉄道の運休もあり、影響が続いた。
各地の消防などによると、7日午前までに確認されたけが人は東京都215人、神奈川県141人、千葉県117人、茨城県33人、埼玉県24人。このうち、埼玉県草加市では自転車に乗っていた男性(84)が転倒し左太ももを骨折する重傷を負った。
交通事故や立ち往生も相次いだ。警視庁によると6日正午~7日午前8時半に都内で雪の影響による人身事故が少なくとも77件あった。
東京湾に架かる「東京ゲートブリッジ」(江東区)では6日午後6時半ごろ、走行中の車両2台が路面凍結の影響で立ち往生した。警視庁東京湾岸署によると、最大で100台以上が巻き込まれたという。7日午前3時半ごろには、署員がカイロやペットボトルの水、乾パンを運転手たちに差し入れた。立ち往生は同午前8時までにほぼ解消されたが、トラック1台が動けず通行止めは続いた。
首都高速道路でも複数の区間で立ち往生が発生。中央環状線の板橋ジャンクション(JCT、板橋区)―江北JCT(足立区)間では6日午後8時ごろから、ノーマルタイヤを装着した多数の車が動けなくなり、車の中で一夜を明かした運転手もいたという。このほか、首都高では多数のスリップ事故が起きた。
一般道でも7日午前0時過ぎ、埼玉県春日部市下柳の国道で大型トラック5台が絡む追突事故があり、4人が軽傷を負った。東京都三鷹市大沢の都道でも6日夜、12台が絡む玉突き事故があったが、けが人はなかった。7日午前9時前には国分寺市泉町の住宅に路線バスが衝突し、バスの運転手と自転車の男性の計2人がけがをした。警視庁によると、バスは目の前で転倒した自転車を避けようとしてブレーキをかけ、凍結路面で滑ったという。
関東各地のJR線や私鉄各線は7日朝、ほぼ通常運行に戻った。一方、東京都営新交通システム「日暮里・舎人(とねり)ライナー」は、路面凍結で全線の運転を断続的に見合わせた。千葉県の小湊鉄道も大雪の影響で一部区間の運転を一時見合わせ、同県佐倉市の新交通システム「山万ユーカリが丘線」も運行できず代行輸送で対応した。
航空便では、全日空で7日の羽田着の国内線9便が欠航となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d37872592eb59bfe47a8223549e6909aa1bdaaa4 1/7(金) 12:01
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