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- 21/12/29 09:32:24
「“旦那のパンツも洗わないくせにいい財布を買って”と小言」復活する“義実家への帰省問題”
12/29(水) 6:12 Yahoo!ニュース
「義理の実家には帰省したくない」
結婚をすれば、パートナーの生家も義理の“実家”となる。既婚者たちに話を聞くと「義理の実家には帰省したくない」という声が多く上がった。
「義母に『座ってていいから!』と強めに押し切られて、家事を手伝わせてもらえませんでした。にもかかわらず、自宅に帰ってから『オフクロから文句言われたんだけど……』と、夫経由で何もしなかったことを咎められる。じゃあ、いったいどうしろと?」(45歳・女性)
「義理の実家の“家”がものすごく寒い。先方も気にしてはくれるが、温めるのには限界があるし、ことさら寒いともいえない。帰省する度に、年末年始は子どもが風邪をひかないかひやひやします……。可能ならば夜はホテルに泊まりたいが、絶対に無理」(33歳・女性)
「近所の人々を呼んで集まるのが好きな義両親。年末年始も、親戚ですらない人々が義実家に大集合する。居心地の悪さがハンパじゃないし、少しでも私がスマホをいじっていると、素性もわからないおじさんから『つまんない?』と訊かれて、いちいち対応するのもめんどくさい」(24歳・女性)
「コロナ前までは、妻の一族全員で年末年始に旅行するのが定番のイベントでした。義実家に数日拘束されるよりはマシなんですけど、夜中に麻雀に呼ばれて断れず、次の日は貫徹のまま朝から観光地を巡る。この強行スケジュールはかなりキツい。年末年始はお金もかかるし、正直旅行しなくてもいい」(40歳・男性)
このように、義理の両親・親類と過ごす年末年始は気疲れでヘトヘトになり、くつろぐどころではないようす。
義母の嫌味から逃れたい
相田香菜さん(26歳)は、義実家で過ごす年末年始が本当に苦痛だという。
「とくに義母と相性が悪くて、あからさまな嫌味を言われるんですよね。年末年始に少し夜ふかしして、朝起きるのが9時頃になってしまうと『あら、おそよう』と言ってくる。その後もかってに自分で家事を始めたにもかかわらず、ここぞとばかりにこちらへのあてつけを連発してきます。私が持っていたMIU MIUの財布を見て『旦那のパンツも洗わないのに、素敵な財布を買ってもらえてうらやましいわ』と嫌味たっぷりに言われたときのことは、一生忘れません」
相田さんは内心「お前だって洗濯板で洗濯してるわけじゃねえだろ」と怒り心頭だったものの、とにかく謝りつづけた。
「相手の態度から『金を出すから口を出させろ』という本音が透けて見えるんですよね。お金の面を抜きにしても、義理の親に言い返すこともできないから『そうですよね~』と言ってニコニコしてるしかない。パワハラと同じです」
自宅に帰り、義母の嫌味がストレスだと夫に相談しても「大丈夫、母さんは香菜のこと気に入ってるよ」と見当違いの返事をするのみで、まったく対応してくれないという。
相田さんがそれ以上にイヤだと話すのは、義実家で飼われているペットの存在だ。義実家の室内で飼われている犬とは義母以上に相性が悪い、と彼女は顔をしかめる。
「私は、子どもの頃から犬好きです。でも、義実家の犬はまったくしつけがなっていなくて大嫌い。ずっと落ち着きがなくて、人の食べ物も食べちゃうし、それを見るのもイヤですね。ずっと私に吠えてきて、歩いていると足に噛み付いてくるから、噛まれたくなくてトイレも我慢してます……。義実家のペットに会うのが一番の苦痛なんですよね」
相田さんが噛まれている姿を見ても、犬を止めるわけでもなく「しょうがないな~」という反応しかしないという。義実家のペットと折り合いをつけるのは、かなり難しそうだ。
「毎回年末年始は、帰省する、しないで、夫とケンカになります。でもこの1年は『義両親の健康のために帰省しない』という大義名分があったので、義実家に行かずにすみました。でも今年は、義母からLINEで『ワクチン打ったなら来ていいよ』と言われているので、残念ながら帰省することになりそうです……」
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