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- 21/12/17 21:55:04
若い衆の稽古を見守る正代
大相撲の大関正代(30=時津風)が16日、初場所(1月9日初日、両国国技館)へ向けて東京・墨田区の部屋で稽古を行った。四股やすり足などの基礎運動のほか、ぶつかり稽古で汗を流した。
今年1年間で「大関のノルマ」とされる10勝以上を挙げたのは初場所(11勝)の1度だけ。11月の九州場所も9勝にとどまった。
正代は「もうちょっと勝たないといけなかった」と先場所を反省する一方で「今年1年間、去年に比べて体重というか、体の張りが落ちたような気が…。自分ではちょっとわからないんですけど、体重も10キロくらい落ちてますし、体つきも去年の写真に比べると落ちてるような気がする」と悩みを打ち明けた。
正代の体重は日本相撲協会の公式発表で167キロ。大型力士がそろう幕内上位で、10キロの減少は無視できない問題だ。「体重も(本場所中の)後半に落ちてくる。普通は場所が終わったら体重が戻るはずなんですけど、戻らずにそのまま場所中に体重が落ちて…というのを繰り返してた。ストレスとか、精神的なものもあるんで、食べても身にならないというか」と悩みは尽きない。
現在は意識的に食事量を増やし、空き時間にはジムに通って筋力アップに励んでいる。正代は「ゴハンを食べる量とかも(以前に比べて)減ってきてるのかなと。無理してでも食べて、蓄えておきたい」。新たな年に復活した姿を見せるためには、体重がカギを握ることになりそうだ。
12/16(木) 19:35 東スポWeb
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