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- 日田彦山線
- 21/12/14 23:56:31
東京・中野区で住宅火災があり、男女2人が死亡、赤ちゃんを含む3人がけがをした。
2階から投げ渡されて助け出された赤ちゃんの父親が、当時の状況を語った。
激しく噴き上がる炎。
燃えている住宅の前から聞こえてくるのは赤ちゃんの泣き声。
向かいのマンションに住む主婦「エントランスで赤ちゃんと奥さんが座られてて、赤ちゃんがギャンギャン泣いててって感じですね」
14日午前0時半ごろ、東京・中野区沼袋で、2階建ての木造住宅が焼ける火事があった。
現場は、西武新宿線沼袋駅から南東に300メートルほど離れた住宅街。
現場の家には、60代と70代の夫婦、その息子夫婦と幼い子ども5人が暮らしていた。
幼い子どもの父親が当時の状況を明かした。
火事にあった40代父親「2階で寝てしまってましたね、下から母親の声で『火事だから逃げろ』って。走って下におりて、ソファが燃えてたので、『ここはちょっと消すの無理だから、嫁と子どもだけは絶対お前が助けろとわたしは大丈夫だから』って母親が言って」
その言葉に従い、父親は2階に上がり、赤ちゃんを外に逃がした。
火事にあった40代父親「(近所の住民が)『毛布あるから。赤ちゃんいるでしょ、絶対受け止めるからこっちに投げていいよ』って、『すみませんけどお願いします』ってそっちに。まだ9カ月なんですけど、投げさせてもらって」
近所の住民が道路に布団を広げ、0歳の男の子は2階から毛布にくるまれた状態で、父親が下に投げ渡す形で救助された。
男の子の母親は、飛び降りて自力で避難。
父親は、消防隊のはしごで救助された。
男の子の救助を手助けした男性は、「その時は頭真っ白なんですけど、どうにかしないといけないみたいな。(2階に)子どもが見えたので、投げてもらってみたいな感じで」と話した。
息子夫婦と男の子は救助されたが、同居していた会社員の伊藤司さんと妻の洋子さんの夫婦が死亡した。
火事にあった40代父親「(母は)逃げようと思えば、たぶん逃げられたと思う。だけど2階の父を助けに行ったんだと思う」
激しく燃えていたのは、1階のソファ近くだった。
そこには、石油ストーブとオイルストーブの2台が置かれていたということで、警視庁はストーブの火がソファに引火した可能性もあるとみて調べている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d69b0f274bcc78b4fa0a4ca78fe9c13b2ac6873e
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