【京都】集合住宅で男性刺され死亡 上の階の住人を殺人未遂疑いで逮捕

２４日未明、向日市の集合住宅で５０代の男性が刃物で刺され、その後、死亡しました。
警察は上の階に住む８０代の住人を殺人未遂の疑いで逮捕し、詳しいいきさつを調べています。

２４日午前１時半ごろ、向日市物集女町の集合住宅で住人から「けんかが起きているようだ」と警察に通報がありました。

警察官が現場に駆けつけたところ、この集合住宅の１階に住む岡桂一さん（５２）が２階の廊下で腹から血を流して倒れていて、病院に運ばれましたがおよそ２時間後に死亡が確認されました。

警察は現場にいた自称、警備員の岩崎繁勝容疑者（８０）が岡さんの腹部を包丁で刺したことを認めたことなどから、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。

警察によりますと、岩崎容疑者は、岡さんの上の部屋に住んでいたということです。岩崎容疑者は住人とたびたびトラブルを起こしていたということで、警察は今後、容疑を殺人に切り替えて詳しいいきさつを調べることにしています。

【“年に数回トラブル”】
集合住宅の近くに住む４０代の女性は「夜中に声が聞こえてけんかしてるかなと思って見たらとても緊迫した争いの声でした。あのアパートは上下の住人どうしで年に数回、警察が来るようなトラブルがあり、またかと思いましたが今回は危ないかと思い、夫も止めに入ったほうがいいかなと思ってのぞきに行ったりしていました。そのときには『上からゴミをポンポン落として』というような声が聞こえました。こんなことになりびっくりしていますし、怖いです」と話していました。
11/24　http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20211124/2010012747.html