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子宮けいがんワクチンの接種の積極的な呼びかけが開始されることを受け、厚生労働省は、接種機会を逃した女性が無料で接種できるようにする方針を固めました。
厚労省の専門家部会は、国による子宮けいがんワクチンの「積極的勧奨」を中止していた8年間に、対象でありながら接種機会を逃した女性の無料接種について議論しましたが異論は出ず、厚労省は、無料で接種する方針を固めました。今後、部会で具体的に対象年齢などを決めます。
子宮けいがんワクチンについては12日、厚労省の別の部会が、国が接種を積極的に呼びかける「積極的勧奨」を8年ぶりに再開することを了承しました。厚労省は、実際に対象者への呼びかけを担う自治体に、「積極的勧奨」の再開を、近く、正式に通知する見通しです。
来年度からの再開が想定され、準備ができた自治体から順次、再開も可能とする見通しです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b063f5864f9ade126983dce4bf11654a0a336608
子宮頸がんは、最近特に若年化が目立ち、20~30歳代で発生するケースが増えてきています。 子宮がん全体の80~90%を占めます。
一生のうちにおよそ73人に1人が子宮頸がんと診断されています。(人口動態統計2018年)
子宮頸がんは、初期には子宮頸部にとどまっていますが、進行すると周囲の臓器やリンパ節に広がり、更にリンパ節や血管を経由して全身にがんは進展していきます。
(治療法は手術や放射線治療、進行すれば抗がん剤治療など)
子宮頸がんの予防としてヒトパピローマウイルスに対するワクチン接種は有効な方法であり、全女性が15歳までにワクチン接種すれば子宮頸がんによる死亡は70%減少するといわれています。
【子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために】
https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4
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