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- 21/10/29 23:56:08
【巨人】中田翔が胸中を激白「僕は本当にうまくいかないこと続き」 元木ヘッドは「本人も悔しい思い」
巨人・中田翔内野手(32)が29日、川崎市のジャイアンツ球場での全体練習後、胸の内を激白。8月に巨人移籍後も打撃不振に苦しみ、34試合で打率1割5分4厘、3本塁打。何とかCSで巻き返しチームに貢献しようと、必死の思いでいる。
「僕は本当にうまくいかないこと続きでした。これ以上チームの足を引っ張りたくない。僕は試合に出れるかどうか分からないですし、もし出られるのであれば自分ができることを全力でやるだけです。正直、今年1年に関しては自分のバッティングじゃないっていうのは、はっきり分かっています。その辺をしっかりと、修正というか自分らしく早く戻れるように。一生懸命やるだけですし、その前の感覚に比べたら今年っていうのは全然違うものがある。1日でも早く何かその感覚に近いものを得られるように」
胸の内を明かすと、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージへ向けてこう言った。
「みなさんがこれまで戦ってきて、CSを戦えるっていう権利を得ている。もちろん僕も一員として勝ちたい気持ちも強いですし、日本シリーズに行ってパ・リーグと戦いたいというのもあります。グラウンドで暴れられるのか(どうか)というのは僕が決めることではないので分からないですけど、やれと言われたことを一生懸命、一生懸命というか、自分ができる範囲でやるだけだと思ってますから。それだけです」
この日は約1時間半にわたって打撃練習をした。通常のティー打撃、フリー打撃をした後、休む間もなく全体練習が終わるまでロングティー。さらには居残り特打も行った。特にティー打撃やロングティーは、ひたすら振り込むのではなく、近くに来てくれた元木ヘッドコーチや阿部作戦コーチにアドバイスをもらいながら、じっくりとチェックをしながらスイングを繰り返した。
「タイミングの取り方もそうですし、バットの軌道、バットを出す角度であったり」。アドバイスをもらいながら、生じていたぶれを再確認。「元木さんだったり阿部さんだったり、いろいろなアドバイスをもらった上で試してしっかり打ちたいなと思ったので、わがまま言って打たせてもらいました」。必死にバットを振った。
密着指導した元木ヘッドは「(中田が打てば)チームも盛り上がる。打たなきゃいけないし、打ってもらわなきゃいけない選手。打たなきゃいけないって本人も思っているし、悔しい思いをしている。(中田が本調子に戻れば)どこのチームも嫌だよ。頑張ってもらうしか、ね」と話した。中田が打てば打線に厚みも増し、CS突破もより近づく。果たして本来の輝きを取り戻せるか。
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/68047002c3dfd91a992c79576ab4bf67fe13866e
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