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- 21/09/29 19:24:35
岸田文雄前政調会長が自民党総裁に選出されたことについて、韓国メディアは29日、「日本の新首相に慰安婦合意を主導した岸田氏」(保守系の朝鮮日報)などと一斉に速報した。一方で徴用工や慰安婦などの歴史問題で冷え込む日韓関係は変わらないとの見方が大勢となっている。
青瓦台(大統領府)の関係者は岸田氏の自民党総裁選出を受けて、「韓国政府は、新たに発足する内閣と韓日間の未来志向的な関係の発展のため、引き続き協力していく」と述べた。
多くのメディアが、安倍政権下で外相を務めていた岸田氏が、慰安婦を巡る2015年の日韓合意に深く関わったことを紹介した。聯合ニュースは「ソフトパワーを活用した外交政策を擁護するなど保守・右派傾向が強い自民党では穏健派に分類される」と論評。しかし、安倍、菅の両政権の路線を継承すると見られていることや、新型コロナウイルス対策や衆院選を通じた政権の安定が優先課題となっているとして、「韓日関係への大きな変化はすぐには期待できない」と指摘した。【ソウル坂口裕彦】
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