- なんでも
- ハラミ
- 21/09/28 08:08:50
大阪府摂津市で新村桜利斗(おりと)ちゃん(3)が熱湯をかけられて死亡し、母親の交際相手が逮捕された事件で、市と児童相談所が事件約1か月前に桜利斗ちゃんの家庭について「第三者からの暴力を止められないネグレクト(育児放棄)」と判定していたことがわかった。その後も一時保護などの対応は取られず、従来通りの見守りが継続されていた。行政側の認識の甘さが浮き彫りになっている。
「交際相手が子どもの頬をたたいてあざができた」。5月6日、桜利斗ちゃんの母親(23)から市に初めて、交際相手の無職松原拓海容疑者(24)の暴力に関する相談が寄せられた。市職員が6日後に面談した際、松原容疑者は「もう手を出しません」と答えたが、6月2日には母親の知人から「このままでは殺される」との情報も寄せられた。
市は7月16日、府吹田子ども家庭センター(児相)職員らと虐待が疑われる個別事案の対応を協議する会議で経緯を報告。市は、暴力を止められなかった母親の対応は、「ネグレクト」にあたると判断したと説明した。
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